2017年2月3日

ベトナム産「カリメロ」のご紹介

お世話になっております。

みなさん、最近カリメロというお花がアツイことをご存知でしょうか?

カリメロとは、オランダのフロリテック社が開発した「小輪のポンポンタイプ」のスプレーマムです。

※現状の品種数は株式会社グリーンウィングスジャパンのホームページでご確認下さい。

http://greenwings.jp/about-calimero/

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マムとは思えないキュートな花型で、じわじわと人気が出てきています。

特徴として

・色目、品種が豊富でデザイン性が高い!

・葉が小ぶりで蒸散の負荷が少なく丈夫なため、傷みにくく日持ちする!

・1本あたりの花数が多く、ボリューム感がある!

などが挙げられ、

その可愛らしい姿から和にも洋にも使うことができ、洋風な仏花、更にはブライダルでのご使用もブランディアでは推進しています!

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↑洋風仏花に使用した様子

 

 

カリメロの生産は、アジア圏内では唯一ベトナムのダラットにある『ダラットハスファーム』が栽培・流通の許可を得ており、日本向けの出荷は『株式会社グリーンウィングスジャパン』が一手に担っています。

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↑赤い箱でおなじみの株式会社グリーンウィングスジャパン

 

そんなダラットハスファームに株式会社グリーンウィングスジャパンの方と視察へ行ってまいりましたので、どういうところか・どのように花を作っているかをご説明します。

 

◎ダラットはこんなところ

日本から飛行機でおよそ6時間、ベトナム南部の玄関口・ホーチミンへ向かい、そこからまた飛行機で東へ約1時間のところにあります。

thumbnail2thumbnail←位置はこんな感じ

IMG_1203←飛行機でダラットへGO!

 

ダラットは標高が高く、年間平均気温は20度ほどと涼しいため、避暑地として知られています(日本でいう軽井沢ですね!)。

もともとはフランス人によって開発された地で、その名残で西洋風の建物やカフェが点在しております。

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中央エリアにはダラット市場があり、服飾類や果物、お花などを置いている露店が数多くあり活気に満ち溢れています。

 

ハスファームはこんなところ

ハスファームはダラットの中心部から車で1時間ほど。

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農園は「ダラット農場」「ダクイ農場」「ダロン農場」の3つがあり、生産品目により農地を定められています。

○ダラット農場

地理的環境・・・海抜1500m、面積20ha

主要生産品目・・・バラ、オリエンタルユリ、カーネ&SPカーネ、鉢物、カーネ苗

○ダクイ農場

地理的環境・・・海抜1350m、面積6.7ha

主要生産品目・・・カーネ&SPカーネ、ブレアンサス(グリーンウイッキー)、アルストロメリア

○ダロン農場

地理的環境・・・海抜1000m、面積250ha

主要生産品目・・・スプレーマム、カリメロ、サンティニ、ディスバッドマム、トルコキキョウ、丸葉ルスカス、レザーファン、オンシジューム、鉢物、菊苗

総面積は277.7ha。なんと東京ドーム約60個分にもなります!

 

年間平均気温が20℃ほどで、赤道に近いため日照時間は一年を通してほぼ一定という菊の生産に非常に適した環境で生産されています。

このことから開花生産調整に用いられる電照・シェードなどの設備は不要で、年間で安定した生産を実現させています。

※電照栽培とは・・・電灯の照明で日照時間を長くすることにより、開花時期を遅らせる栽培方法

※シェード栽培とは・・・黒色ビニールなどで一定時間光をさえぎって、開花時期を早める栽培方法

菊は日照時間が短くなると花が咲く「短日植物」で、日本ではこの特性を生かした栽培方法で生産されています。

 

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カリメロやマムがハウス一面に広がっています!

 

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農園内はとてもキレイに整備されており、働いている従業員の方たちの笑顔も素敵でした!

 

ダラットハスフファームでは、2016年は年間40万本、今年2017年は50万本の生産を予定しています。

 

◎産地施策として

ハスファームは、

環境、人に優しい生産

を掲げており、病害虫駆除に化学薬品由来の殺虫剤や殺菌剤を使わず微生物を利用するなど、科学農薬の使用を減少させた環境、従業員、お花に触れるすべての人の健康に配慮した生産を心がけています。

そのため高品質なカリメロを安定して出荷することが可能になっています。

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↑この機械から害虫の嫌う微生物を発生させ、駆除しています。

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↑収穫の様子

農園で使われている機材はほとんどがオランダ産のもので、大規模な生産と出荷を可能にしています。

 

◎ハスファームで作られている品目

カリメロ以外の品目も、写真でご紹介します。

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オンシジューム

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レザーファン

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トルコキキョウ

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バラ

ハウス一面に広がる様は壮観でした!

普段切り花でしか見ないため、地面から力強く咲く姿には生命の神秘を感じました。

 

さらに!

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八重のユリです!

今後の取り組みとして八重ユリの生産も予定され、日本への出荷もあるかもしれません。

乞うご期待!

 

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こちらはフラワートライアルの風景です。

日本・オーストラリア・中国・韓国・ニュージーランドなど、ベトナム近郊の市場関係者やバイヤーを招待し、ハスファームの施設や作付けされている品種の説明、ディスカッションが行われました。

会場ではハスファームで栽培された花で作られた家やカリメロのヒヨコちゃんが展示されていて、とても可愛らしかったです!

 

◎最後に

ブランディアでは2014年からカリメロの取り扱いを開始しましたが、クレーム率が低くリピーターのお客様も多いです。実際に使っていただいている方に聞くと、「お花が小さくてかわいい!」「60cm規格なので長さがちょうどよく、ゴミが出ない」「ショップ売りでお客さんがよく買ってくれる」などといった声が寄せられました。

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仏花の菊としてだけではない、新しい菊のジャンルとして無限の可能性を秘めているカリメロ。

今までどんなものかわからなくて手が出なかった方もいらっしゃると思います。是非この機会にお買い求め下さい!

定期販売や物日の注文も承っていますので、気軽にお問い合わせ下さい。

 

よろしくお願い致します!

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